【 認定こども園 相模つばさ幼稚園のごあんない 】
平成31年4月1日より、「認定こども園 相模つばさ幼稚園」となりましたのでご報告させていただきます。
これまで私立幼稚園として46年間歩んできましたが、今や幼児教育を取り巻く環境は大きく変わってきています。
幼稚園教育要領が改定されたことをきっかけに、今年度は保育の見直しをしています。
保育が変わることで保護者の皆様には色々とご迷惑をお掛けしてしまっているかと思いますが、
今求められている子どもの姿は、今までよりも深く、そして広い経験を必要とします。
それを遊びの中から学んで身に付け、人間力を養うようにとなっています。
職員間で色々話し合いながら子ども達にとって一番良い保育を行なっていきます。
それに伴い今年大きく変わったのは、水・泥遊びを本格的に取り入れたことです。
今まで以上に思いっきり遊べるよう着替えを含めた遊びの取り組み方を変えました。
全身泥まみれになって遊ぶことをこの時期にたくさん経験させてあげたいと思っています。
また、モーニングトークをこの2学期から始めています。これは子どもとの「対話」を大事にしたいとの思いからで、
保育の内容や制作、イベント等までも子ども達との話し合いの中から決めて進めていきたいと考えています。
しかし簡単な事ではないので、数年かけて構築していく予定でいます。
更には「保育ドキュメンテーション(見える化)」にも取り組み始めています。
保育参観週間を毎月行なうことで、子ども達のリアルな姿を長期にわたって観ていただける期間を設けて
いますが、それでもまだまだ見えないものは多いと感じていました。日常のちょっとした出来事や
オモシロエピソード等を写真とコメントで「見える化」を図ります。今まで発行しているクラスだよりが
新しい形になるイメージです。ブログやTwitterにはアップしませんので、見学の際に掲示物をご確認ください。
、「遊びとは何か」を見直し、『子ども達は遊びの中から学ぶ』を理想の形と考えています。
遊びや活動の中で起きる仲間同士の関わりも成長には欠かせないものだと思います。
時には意見が合わず対立しケンカになる事もあるでしょう。
自分の思い通りにならずモヤモヤすることもあるでしょう。
仲間とケンカをしたり先生に叱られたりすることも子どもの成長には必要不可欠です。
そこを通らずに大人になる事はできません、
そこから逃げるわけにもいきません。
私は園長として、また自分自身が親として
子ども達の心の成長も大切にします。
園長 平本誠子